2016 おもいで銀行受賞者・作 発表

H28年度 第9回おもいで大賞 「私の若狭路での思い出」

大賞  愛知県  ペンネーム ひまわり 様 68才


 福井県には何十年ぶり訪れました。子供たちがまだ中学・高校生の時に訪れたまま、今回、敦賀の赤れんがを訪問して、ジオラマ館のすばらしさ、ユダヤ人を救った杉原氏のことなど、敦賀港にたくさんのユダヤの人々が寄港したことなど、初めて知りました。歴史館は大変興味深く、仏像の多さ、縄文遺跡、杉田玄白の解体新書、各地区の盆行事、祭礼など本当に訪れてこの地域のことがよくわかりました。

 若かった頃、子供4人をつれて、敦賀の気比の松原の近くの海水浴場でつりをしたこと、海水浴をしたことが思い出されます。その頃は敦賀は日本海を航行するフェリーの発着場としか思っていませんでしたが、今回はあらためて、敦賀、若狭のことを知ることができて、ツアーでしたが参加してよかったと思いました。半田市にもビール工場だった赤レンガ館を市が買い取り全国にPRしていますので、とても参考になるのではと思います。

 

特賞1  京都府  ペンネーム 華子ママさん 様 41才


 久々に小浜にあそびに来ました。上のお兄ちゃんが小4、下の子が3歳になったので海水浴に来ました。いっぱい楽しんだ後、ホテルでの晩ごはん、上のお兄ちゃんは大人より少し少なめの料理にするのかどうしようかと旅行会社の人と考えたすえ、子供の料理にしました。実際見ると子供ランチで、お兄ちゃんもガッカリ。私達大人のさしみを分けてあげると話していたら、係の方がいらっしゃって赤いかの刺身をすすめてくれました。お兄ちゃんの顔がいっきに輝きました。やってきたらお兄ちゃんも大人もびっくり。大人も少しちょうだいと食べるとおいしい!!と二人で大絶賛。たまたまお兄ちゃんの子供ランチが呼んだ“けがの功名”的なでき事でした。赤いかの刺身 おいしかったな~とこれから小浜に来た時は絶対に食べる物ができました。

 

特賞2  千葉県  ペンネーム 思無邪 様 65才


 私が初めて若狭を訪れたのは、2011年9月で千葉からの日帰りの仕事でした。とても関東から遠く感じましたが、それから約5年弱の間、若狭の地で仕事をさせて頂き若狭や嶺南の歴史・文化を堪能しました。昔から豊かな自然に恵まれた地域であればこそ、これだけの文化を育んできたのだと思います。思いで深い場所が多いので何回かに分けて投稿しますので宜しくお願いいたします。

 今回は、一番思い出深い“神宮寺”です。 姿の涼やかな本堂に入りますと、格子越しに内陣の明かりで仏様を拝むことができますが、内陣に入れていただくと、神仏混淆・習合での仏様や神様を近くで拝むことができます。日本人は仏教伝来以降、古来の神々と新しい文化の仏教とを恐れ敬い、明治の廃仏毀釈までこのようにして信仰してきたのかと肌で感じることができる場所です。日本でも数少ない場所です。疲れた時や悩んだときにここに来ると大きな時間の流れを感じて癒されました。 お水送りで有名なお寺でもありますが、本堂の裏は古木や苔が季節の移り変わりを見せてくれます。何度訪れても新たな気づきがあり、また心癒される場所です。休日や祝日は内陣の中で住職のお話を聞くことができますので是非一度お参りください。

 

特賞3  和歌山県  ペンネーム まあぽん 様 39才


 和歌山から三方五湖へドライブ。レインボーロードを通ってケーブルカーへ。到着したのは肌寒さを感じる15時。当然ケーブルカーで山頂へ、と思いきや、多数決にてリフトに乗って山頂まで。眼下に広がる若狭の海を見ながら秋の寒風を体いっぱいで感じて、寒い、だけどテンションは上がる。山頂は絶景、色、気配の違う湖・・・とても素敵な景色でした。明日も仕事がんばろ~

 

特賞4  東京都  ペンネーム 心乃(きよの)様 44才


 鯖街道を抜けて登美子に会ひにゆく 空にあふれる山鳥の声  中津昌

 この歌を知ったことが 私が小浜に来たいと思った理由です。憧れの人に会いにゆくドキドキ感は、誰にでもあると思います。山川登美子記念館には、登美子さんが療養した部屋がありました。歌や絵に囲まれた一室で何を考えて最期を迎えたのかと想像すると切なくなりました。 敦賀から小浜線に乗り、私は小浜にやって来たのですが、途中雨になりました。「上中」付近で、急に太陽が射しました。そして、また雨になりました。

 登美子さんにとって、鉄幹の言葉は、一条の光だったのかなあと思いました。

 

特賞5  滋賀県  ペンネーム ゆうちゃん 様 32才


 去年出産をしました。息子と主人とのはじめての海にでかけました。若狭の海はとても広く、とてもキレイでした。はじめは少し水をこわがっていた息子も、しばらくすると水の中に少し入ってとてもうれしそうに遊んでいました。こんなにはしゃいでいる笑顔の息子をみるのははじめてでした。手でつかんだ砂をみて不思議そうにしていました。砂だらけになって主人と遊んでいる息子をみていると、すごく幸せな時間でした。ギラギラの太陽と青い海と緑色の山とすみきった空はとてもキレイで感動しました。今までは、主人と2人でしたが、息子が生まれてきてくれて、若狭の海に3人でくることができて本当に幸せです。息子に若狭の海をみせてあげることができて本当にうれしいです。はじめてしょっぱい海を感じたり、うちよせる波の中で遊んだりしたことを覚えていてくれるとうれしいです。息子の心の中にどうか少しでも若狭の海での思い出がありますように・・・☆

 

特賞6  兵庫県 ペンネーム フランシスカ 様 51才


 三方から小浜へ二両ばかりの電車と手押開閉のドアにオロオロしつつ、改札を抜けると美しい観光ガイドさんの居る小浜の駅、宿を決めずに訪れたので、まずは案内所を尋ねるとオバマ(大統領)まんじゅうと若狭ばしが並んでいて、あーまさしくここはオバマ=小浜なんだと温かくなる素朴で親切なおばちゃんに案内を聞いて、予定も決めないで歩き始めた。町、青い空、白い雲は低くポッカリ浮かんでいて陽がこんなに明るいのに高さを感じないのは、ここが山陰なんだな・・・と思わせてくれる。アーケードを抜けて、商店街の焼鯖やへしこをながめて、へえ~若狭和紙なんてあるんだ・・・とかぶつぶつ 車も人も少なくて風に吹かれてゆっくり生きている町はとてもとてもほっとする。保存地区のレトロなパン屋さんの店先で美味なクランベリーパイをほうばっていたら、トンビが頭上をせん回し始めてオレにもよこせ!っていうし・・・つい放り投げたら、しっかりつかんで神社のとりいの上へ~パクパク食べていたけど、えづけはダメよ!と連れに注意されちゃった。海そうの香がムンムンして浜昼顔がはう海岸線から又市内へ戻る。おお!!杉田玄白先生の像だ!!とホテルへ戻り、さて明日はピチピチの魚をながめに行こうか、あふれる社寺巡りをしようか・・・夕食にくり出せば、なんだか不思議なミラー?カラーボールが店先で回る一杯飲屋さん?そそられ、誘われ小浜の夜は明日へつづくのでした。