2015 おもいで銀行受賞者・作 発表

H27年度 第8回おもいで大賞 「私の若狭路での思い出」

大賞  三重県  シロタン 様


 若狭を訪れるのは、何回目であろうか。職員旅行、甥の結婚式、海の幸食べ放題の旅、高校野球ファンとしては敦賀気比高校の活躍も記憶に新しい。3時間で来れる若狭路は私達夫婦にとって、とても身近で大好きな場所である。ある時、無性に焼き鯖が食べたくなり、小浜まで車を走らせた。そこである古民芸の店を見つけ、古い食器に魅せられ、たびたび訪れるようになった。今回初めて小浜へ泊ることにしたが、まずは敦賀の魚市場で昼食。若い売り子さんの笑顔に心が和んだ。気比神社に参拝後、いい天気に誘われ、人道の港・敦賀ムゼウムに入った。6000人ものユダヤ人を救った杉原千畝の話は有名だが、そのユダヤ人が敦賀へ入港し、厳しい生活の中で敦賀の人のやさしさに沢山の人が助けられたことを知った。おりしも杉原千畝の映画が12月から上映されるという。記念すべき年に大きな意味を持つこの小さな建物の存在に触れることができてよかったと思った。宿に着き、スタッフさんの笑顔や暖かい態度に接し、ユダヤ人が感じたであろう“ぬくもり”がずっとこの地に自然に根づいていると感じた。6日間のドライブ旅行のいいスタートを切ることができた。

 

 

特別賞  富山県  サザエさん 様


 懐しい小浜線は、二人の恋路出発進行

昭和48年夏、主人は富山県魚津市魚津駅から乗車、私は東北からの旅の帰り途中の車内で目の前に乗り合わせました。敦賀で再び、早朝一番の列車に乗り換え、私は小浜駅まで、主人は舞鶴港へ、船員でまた外国航路のための休暇の日でした。あれから私は“富山の人”になり二人の子供を持ち、現在、じじ・ばばちゃんになりました。
 新しい高速道路も出来、自動車かはたまたJRでの帰省か悩むところ、いろいろな景色そして北陸新幹線に初めて乗車し、富山、金沢、敦賀で乗り継ぎ、この小浜線は味がある。
 楽しみのひとつに和菓子のくずまんじゅうと水ようかん、季節感がまた味わえ、海の幸、山の幸、自然が美しいこの小浜が大好きです。水平線に双子島がならび 私の生誕地西津をこよなく愛してこれからも足を運びたく思います。「とんびのうた」「ゆうやけこやけ」と童心を忘れず歌い続けています。

 

 

特別賞  新潟県  徳橋セツ子 様


 夫婦二人で新潟からやって来ました。二人で70才記念旅行に選んだのは若狭です。主人がとても良い所、是非一度は行ってみたい所NO1に選んだのです。期待に胸ふくらませての旅です。敦賀で降りてすぐ三方五湖の案内があり、すぐむかいました。とてもながめが良くて感動、見る、知る、味わうを満喫。その后 蘇洞門めぐり、素晴らしく涙がこぼれる位感動しました。次回は必ず息子達と家族で来たいと思いました。 今日2日目はどこへ感動しに行こうか、楽しい計画中です。昨日は海から見学したので今日は山から海を・・・等、すっごく楽しみです。二人夫婦旅、いつまで足腰元気で旅が出来るか不安ですが、大空に向かって元気で二人旅出来る幸せ有難うって山でさけびたいと思っています。若狭路の旅ありがとう、幸せです。

 

 

特別賞  滋賀県  さかなちゃん 様 


 琵琶湖大橋を湖西へと渡り、夫と2人気のむくまま車を走らせました。若狭路、若狭街道を通りぬけ、たどりついたのは三方駅でした。 駅前のお店に明かりが灯り、どこか食事ができるところはないかと駅構内へ。目についたのは壁にはられた1枚のお知らせ。飛びこんできたのは「三方石観音ライトアップ」の文字。
 日時もぴったり、今まさに開催中!!導かれるように観音様へ。手をあわせると不思議と空腹のイライラもおさまりました。帰り際にはやきいものふるまいを頂きました。炭火でじっくりじんわりと焼かれたおいもは、ほっこりと甘くて、おいしくて とても感動しました。腹ペコの私達に観音様がわけて下さいました。
 今年の夏は、喜寿の義父と傘寿の父を連れて、家族と一緒に あの観音様に逢いに行きたいです。

 

 

特別賞  福井市  田中美智子 様


 JR小浜線の留った駅、駅の桜の大樹に迎えられ名田庄に向かいます。今回は終点まで行ってみたいと思いました。きれいな流れ、庭石のような岩間をすべっていく。桜並木がつづきます。私の里は足羽川の上流ですが、似たような風景に心なごみます。桜を植えよう!と考えた人は誰だろう。小浜線は開通の時植えられたのでしょうか。南川は30年くらいかな・・・とか、感謝です。
 「名田庄村」最初にバスの窓から目に入ります。ここからか・・・民家を右に左に・・・流星館にて止り、「この奥は京都、山むこうです」と運転手さん。 中村先生の本を読んでから行きたいと思いはじめたのですが、この広い広い範囲を! 現在までも、おそらく、これからも、決意を持って奔走しておられる。迷うこと多い自分にバカモンといわれそう。
 昨年は久坂の川向うの方に赤い赤いアネモネを一株いただき、四月になり福井の地に咲きました。今回その方の家の川岸に一株。黄色い花を植えに来たようなもの。来年根が付いているでしょうか。タンポポのような雑草ですがたのしみにしています。

 

 

特別賞  大阪府  盆子原博史 様


 大阪魚市場㈱に勤務の折に小浜海港に来て以来、小浜は2回目です。雪や道路凍結を心配してなかなか冬場には来る予定はなかったのですが、今回は「お水取り」に。自宅の藤井寺から北方100km以上の地域での「お水取り」ということで、修二会の二月堂のお水取りに参加した折に「東大寺二月堂」のお水は若狭の神宮寺・若狭彦若狭姫神社から流れて来ているということで東大寺お水取り(修二会)の前に汲んでくるということを聞いたのを思い出し2016年1月12日の午前9時から11時までに参拝、お水採りするつもりで昨日せくみ屋さんに宿泊しました。せくみ屋のせくみが何の意味か不明だっだが、先代が世久見出身ということで「 」となった。
 又青島によく食事に行った「勝山」という日本料理屋があったが、これも福井の勝山と関連の旨聞き及び訪問したいと思っている。いいところだ。途中で人々に聞きながら来たが、みんな親切だった。
 今回161号線303号線27号線を通り小浜入りしたが、途中白髭神社に参拝し小浜に到着して思ったのは滋賀湖西と若狭はひとつの地域で行政割と関係ない文化だと思った。1/24に若狭高浜に行く予定。

 

 

特別賞  鯖江市  松村温江 様


 私の生まれは福井県鯖江市です。
 18才で福井を離れ東京、名古屋、今は18年間の外地暮しです。今回は父の17回忌、母の7回忌の法要のため、一時帰国をして法要を済ませた後、兄弟従兄達、総勢14名、この若狭路を訪れています。私のとっては、小中学の臨海教育での海の美しさ、30代の頃 姉と一緒に食べにきたフグ料理のおいしさが忘れられない思い出の地への再来です。昨日は3月2日に行われるお水送りの聖地(川)と神宮本社へのお参りでした。東大寺のお水とりの行事はよく知られていますが、この10日前に、ここ若狭から毎年お水が送られていることを初めて知ってビックリでした。今日は鯖街道、熊川宿に案内してもらいます。小さい時から私の郷里“鯖江”には海が面していないのに、どうして“鯖”と言う字がつくのか不思議に思いました。今日はこの疑問が解決できるのだと思うと心がウキウキします。帰りのお土産にはなつかしい味“ヘシコ”と外国の人に喜ばれる“若狭塗の菓子器”を買いたいと思います。兄弟仲良く楽しさ一杯の若狭の旅を天国に居る両親がきっと眺めているのでしょう。感謝