2012 おもいで銀行 受賞者・作発表

おもいで銀行 お題「私の若狭路での思い出」  2012年度おもいで大賞

足立菊代 様(滋賀県)

 虹岳島荘の窓から見える空の色は まるですみ絵のようなうす曇り。風の色で静かにその波は美しい型に流れ、仲良い水鳥が人生の旅の流れを快くいやしてくれる。 主人72になったところ、私71にはまだ5ヶ月ある。もう近くに結婚50年のときが来る。ここまできたら、もう人生もうけもの、山も谷も地獄も歩んできたんです。 今は・・・。幸せと大きな声で言える私。今日はね、実は3月の初め、主人がチョッとした手術をして、結果もよく、北海道よりインターネットで娘が調べてくれたプレゼントのお湯です。忘れがたきかな水月湖の水辺に素朴な宿あり。元気になって、のんきな気分で苦労もへって、今日までと又、明日からの日々に感謝して日本の宿に泊まらせていただきます。・・ました。一夜明けて晴れ窓から遠くにレインボーラインの頂上見える。 晴れて日本海の若狭路バンザイ。



特別賞 (6名様) 岩尾弘康 様 (福井市)
 
 「30数年前 就職してすぐ結婚した私にとっては初めての勤務先であり、新婚の思い出のつまった、とても大切な場所でもあります。その後、何度か訪れる機会はありましたが、今回はJRを使っての旅。長い時間をかけ、たどり着き、目的地の名田庄へ行くまでには、小浜でさらに3時間待ち。その間に昔住んでいた町並みを訪れ、様子は大分変わりましたが30数年前にタイムスリップしたような気持ちになりました。 海の幸も山の幸もおいしい若狭。これからも大切にしたい夫婦の思い出の地です。



べいこ 様 (大阪府)

 毎年、3月の終わりにカニ料理を食べる旅行をするのが、夫婦の恒例行事です。秋の終わり頃に行き先を検討、今年は若狭にしようと決めました。のんびり、ゆったりドライブを楽しみたく、あえて大阪から琵琶湖まわりで鯖街道をたどり、熊川宿を通過して若狭へ。おおい町できのこの森を見て、たくさんのきのこの展示を興味深く見てまわりました。目にあざやかな毒きのこにビックリしたり、栽培中のしいたけの数に驚いたり。とても楽しめました。その後はあみーシャン大飯で展望風呂を楽しみ、おいしいホットケーキを頂きました。お宿では、とてもおいしいカニをおなか一杯頂くことができました! 食べきれるのかな?!と心配する位、沢山のカニを堪能することが出来て大満足です!若狭の味覚はとてもおいしいです。楽しい旅になりました。これでまた一年頑張れます。また来年、若狭で新しい発見を探そうと思います。



輝き亭未来 様 (京都市)

 花嫁の額 私には障害のある最愛の息子がいます。私もその子を頑張って育てましたが、頑張りすぎたのか、関節にいたるところは全て手術をすすめられる体となっていました。 子育て中も、2回も入院をいたしました。 息子は成人したので施設のお世話になっています。それでようやく体のメンテナンスに、こちらに参りました。素晴らしい景色、人情ある町、お魚は美味しいし申し分ありません。私には他に大学生の息子がいます。長年捜しつづけてきた花嫁人形がみつからず、食文化会館で花嫁の額を見つけました。もう一人の息子は障害のある子の弟です。私たちが逝った後、弟に兄の棺に花嫁の額を入れて欲しいとたくすつもりです。さがし求めた花嫁がようやく見つかりました。 願わくば、弟に、障害のある兄を受け入れてくれる気丈な、温かいお嫁さんが見つかれば、私は安心です。その夢が叶うよう精進します。



いとちゃん 様 (大阪市)

 仕事で小浜に短期滞在していた私は、日夜美味しい魚介を求めて居酒屋や鮨屋巡りをしていました。新鮮な魚介類で日本酒を呑むことが至福の喜びである私にとって、小浜は楽園そのもの。特に好物はと言えば、甘エビやささ漬に加えて“梵”という名の日本酒です。思い出すだけで口元が緩んで来ます。 そんな料理を通じて居酒屋で一人の女性に出会いました。たまたまカウンターの隣に腰掛けていたその人と酒や肴の話で意気投合しました。その後、居酒屋に飲みにいったり、休日に出掛ける仲になりました。悲しいかな会う頻度が多ければ当然私の小浜滞在日数が少なくなっていきます。
 女性は小浜に住む20代で、私は大阪に住む30歳手前の男、お互い地元ならではの職に就いています。 後少し小浜での生活が長ければ、今後の人生が変わっていたかもしれません。短期間の夢の町から目を覚ましつつ、現実へと戻ります。私にとって若狭小浜とは、美味しい物が溢れる町であり、温かい人との出会いの場所でありました。



ハマナス 様   (三重県津市)
 初めて美浜に来ました。
 昨年から管理職と呼ばれる立場になったものの、勤務時間の増加に比べ 懐に入るものは減少する有様。景気の反映とはいえ、心が折れそうな日々を送っておりました。そんな平成24年の暮れのこと。妻が「温泉に入って、おいしい蟹食べようよ。誕生日も近いことだし、私、おごるよ」と太っ腹なことを言ってくれました。冬の北陸の蟹のおいしさはTV放映等で知ってはいましたが「雪の影響もあるのでは」と出渋っている私の背中を妻が押してくれたので、美浜のとろばこ亭さんにお世話になることに。
 フロントの方がいきなり「ご主人様、お誕生日おめでとうございます。お酒召し上がりになりますか?よろしければビール1本サービスさせて頂きます!」と言って下さったのは本当に嬉しかったです。その夜は、ゆっくり美浜の温泉に入って、おいしい蟹を頂きました。「働き続けるといいことあるよ」の妻のことばに、明日から また がんばろうと思いました。とろばこ亭さん大変お世話になりました。 また寄せて頂きたいと思います。



瀬尾愛子 様   (豊中市)
 
学生時代の友人に会いに小浜に来ました。お互いに家族が出来、賑やかな再会となりました。 
 普段、大阪の都会暮らしで、2才になる息子にとって、小浜の海が初めての海となりました。
 安心して思いっきり遊ばせてあげることが出来、小浜の海のキレイさに感謝しております。 又、主人とも砂浜を歩き、写真を撮り、良い思い出になりました。 パワーをもらったような気がします。 家族でお気に入りの箸をそれぞれ買いました。 当たりの優しい箸に心まで和らいだような気がします。 今年の夏も又、家族で来たいと思っています。福喜さんに泊まらせて頂き、より小浜に又来たいと思いました。温かいおもてなし、本当にありがとうございました。



平田 建治 様  (60才)

 おもいでが有りすぎて、大変満足しております。体が疲れた時、心がやんでいる時など、自然の美しさ、神社、仏閣、食べ物、人情、総てにいやされます。年に1〜2回ふらっと来ますが、何時来てもいやされ、自分をとりもどし、元気になっている自分になります。 ありがとうございます。